島屋東京店島屋東京店
島屋東京店は,日本橋から銀座へ向かう中央通りに西面する街区に建つ。
鉄骨鉄筋コンクリート造,地上8階建,地下3階建で,塔屋を設け,間口約65m,奥行約115m の規模を有する。
島屋東京店は,中央通りに面する部分(現在の街区の西方約三分の一)が,高橋貞太郎による建築図案競技一等の実施案に基づき建設され,昭和8年に竣工した。戦後,村野藤吾の設計になる増築によって,一街区全体を占める現在の建物が完成した。
島屋東京店は,西欧の歴史様式に日本的な要素を加味した高橋による当初部分と,近代建築の手法を駆使した村野の設計による増築部分からなるが,全体が一体不可分の建築作品として完成度が高く,わが国の百貨店建築を代表するものの一つとして重要である。
棟名 | 島屋東京店 |
---|---|
員数 | 1棟 |
種別 | 近代/商業・業務 |
時代 | 昭和 |
西暦 | 1933 |
構造及び形式等 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、建築面積七七四三・四六平方メートル、地上八階地下三階建、屋上塔屋四階付 |
指定番号 | 2539 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20090630.0 |
所在都道府県 | 東京都 |
所在地 | 東京都中央区日本橋2丁目4番1号 |
所有者名 | 株式会社島屋 |