龍雲院本堂

龍雲院は、松前町の寺町にあり、寛永二年に藩主の正室の発願によって創建された。
本堂は、新潟県柏崎の大工によって建築された、各部に優れた彫刻を用いた建物である。庫裏は、地元の大工によって建築された、本格的な座敷をもつ建物で、住宅建築としても北海道では古い遺構で、貴重な存在である。
龍雲院は、本堂、庫裏と同じ江戸時代末期に建築された惣門、鐘楼、土蔵がそろい、寺域全体が往時の景観をよくとどめていて価値が高い。

棟名 本堂
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸末期
西暦 1842
構造及び形式等 桁行16.7m、梁間15.1m、一重、入母屋造、向拝一間、桟瓦葺、 西側面仏壇、背面開山堂及び庇附属
指定番号 2263
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19920121.0
所在都道府県 北海道
所在地 北海道松前郡松前町字松城
所有者名 龍雲院
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