犬吠埼灯台灯台

犬吠埼灯台は,関東平野最東端の銚子半島から,太平洋に突きだす,犬吠埼の崖の上にたつ,現役の灯台である。
慶応4年(1868)に来日,明治9年に帰国するまでに多くの灯台の建設を主導した,イギリス人技師R・H・ブラントンの指導で建設された。
灯台は,明治7年の初点灯で,高さ31m,煉瓦造の二重壁構造である。地震の多い我が国に建設された初期の煉瓦造塔状構造物として,先駆的な技術が使われている。北太平洋航路のための最初の灯台として,我が国の近代海上交通史上,高い価値が認められる。明治43年建設の旧霧笛舎も併せて保存する。

棟名 灯台
員数 1基
種別 近代/産業・交通・土木
時代 明治
西暦 1874
構造及び形式等 金属製、煉瓦造及び鉄筋コンクリート造、建築面積八四・八一平方メートル
指定番号 2707
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20201223.0
所在都道府県 千葉県
所在地 千葉県銚子市犬吠埼九五七六番地
所有者名 国(海上保安庁)
CATEGORY

文化財分類
ごとに探す