旧与那国家住宅

旧与那国家住宅は、竹富島の東屋敷集落に所在し、主屋である「ふーや」と、台所棟である「とーら」を並べた、分棟型の住宅である。「ふーや」は沖縄地方の伝統的な間取りで、大正2年に建てられており、「ふーや」の正面には、石積の「まいやし」が建ち、宅地周囲に「ぐっく」と呼ぶ石垣を巡らせている。
旧与那国家住宅は、「ふーや」と「とーら」を中心とする住宅の構えを良好にとどめており、また、竹富町竹富島伝統的建造物群保存地区の核となる住宅で、竹富島における近代の住居形態と生活様態を理解するうえで、高い価値がある。なお当住宅は、国内最西端の重要文化財建造物である。

員数 1棟
種別 近代/住居
時代 大正
西暦 1913
構造及び形式等 桁行8.7m、梁間7.8m、寄棟造、本瓦葺、北西隅張出、寄棟造、本瓦葺 附・とーら 1棟 鉄筋コンクリート造、桁行5.7m、梁間3.8m、寄棟造、本瓦葺、西面下屋附属、北面浴室及…
指定番号 2520
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20071204.0
所在都道府県 沖縄県
所在地 沖縄県八重山郡竹富町字竹富536番地
所有者名 竹富町
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