銘苅家住宅(沖縄県島尻郡伊是名村)主屋
尚氏発祥の地と伝えられる伊是名島にあり、総地頭職を勤めた家。建物は明治三十九年建設と比較的新しいが、沖縄民家の伝統的形態をよく保存している。幸いに戦災をまぬがれており数少ない県下民家のうち特に良質で保存が良いものである。主屋とあさぎ(離れ座敷)のほか周囲の石牆(石積み塀)も残っており、沖縄地方の格式ある上級民家の屋敷構えがよく分かるので宅地を含めて指定する。
棟名 | 主屋 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近代/住居 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1906 |
構造及び形式等 | うふや 桁行11.7m、梁間9.7m、寄棟造、本瓦葺、南面及び東西面土庇付 とんぐわ 桁行4.8m、梁間5.7m、寄棟造、本瓦葺、東面うふやに接続、 南北面及び西面土庇付 |
指定番号 | 2042 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19770627.0 |
所在都道府県 | 沖縄県 |
所在地 | 沖縄県島尻郡伊是名村字伊是名902番地 |
所有者名 | 伊是名村 |