旧仲里間切蔵元石牆
この石牆は仲里間切(村)の蔵元(役所)の周囲を囲む石積み塀である。高さは南側で二・七メートル、北側で三.三メートルあり、南面に表口を開き、北面と西面には單アーチの門を設ける。
木造建物は全く残っていないが、この石牆は蔵元の構えを示す沖縄地方唯一の遺構である。建設年代は新しいが意匠、構造は堂々として見事であり、沖縄地方の石造技法をよく示している。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/その他 |
時代 | 江戸中期 |
西暦 | 1716-1735 |
構造及び形式等 | 四面一周、延長177.5m、単アーチ門二か所を含む |
指定番号 | 1847 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19720515.0 |
所在都道府県 | 沖縄県 |
所在地 | 沖縄県島尻郡久米島町字真謝122番地 |
所有者名 | 久米島町 |