天女橋
朝鮮から贈られた方冊藏経を納めるため円覚寺の前方に円鑑池を掘り、中之島を造って経蔵が建てられたが、この中之島へ架け渡された橋が当時観蓮橋と呼ばれた天女橋である。高欄付き石造單アーチ橋で中央アーチ上の床面を高くし、中国南部に多い駝背橋の形式をとっている。
戰前の沖縄には多くのアーチ橋が殘されていたが、そのほとんどが戰災で失われた現在天女橋はアーチ橋として最も整った遺構であり、意匠構造とも特色がある。
員数 | 1基 |
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種別 | 近世以前/その他 |
時代 | 室町後期 |
西暦 | 1502 |
構造及び形式等 | 石造単アーチ橋、高欄付 |
指定番号 | 1842 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19720515.0 |
所在都道府県 | 沖縄県 |
所在地 | 沖縄県那覇市首里当蔵町一丁目2番地 |
所有者名 | 那覇市 |