高良家住宅(沖縄県島尻郡座間味村)
この住宅は、那覇の西方約四〇キロメートルに位置する慶良間列島の慶留間島にある。琉球王府時代には船頭職を勤めた旧家である。初め草葺であったが、大正年間に沖縄特有の赤瓦に葺き変えた。炊事場を独立した建物とせず主屋内に設けた民家の好例である。主屋を取り囲む石垣、樹木など環境もよく、沖縄離島の民家として価値が高い。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近代/住居 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1868-1911頃 |
構造及び形式等 | 桁行12.7m、梁間8.7m、寄棟造、本瓦葺、玄関附属 |
指定番号 | 2200 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19880511.0 |
所在都道府県 | 沖縄県 |
所在地 | 沖縄県島尻郡座間味村字慶留間62番 |
所有者名 | 座間味村 |