瀬底土帝君

沖縄本島北部西側の本部半島西端にほど近い瀬底島にある中国古来の土地神を祀る施設。自然林を背にした珊瑚岩を用いて整然と区画された一画に、本殿、拝殿などが建つ。建設年代は不明であるが、本殿及び拝殿の軸部石組等の状態から18世紀中頃の造営と考えられる。沖縄本島を中心に各地に存在する土帝君を礼拝する施設のうち最大級のもので、土帝君信仰に関する建造物の形態を良く保つ代表的な遺構として貴重なものである。

本殿、拝殿、庭、石段、炉、周囲及び区画の石垣(出入口二所を含む)よりなる

員数 1郭
種別 近世以前/その他
時代 江戸後期
西暦 1751-1829
構造及び形式等 本殿、拝殿、庭、石段、炉、周囲及び区画の石垣(出入口二所を含む) よりなる
指定番号 2343
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19971203.0
所在都道府県 沖縄県
所在地 沖縄県国頭郡本部町字瀬底南瀬底原56番
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