園比屋武御嶽石門
園比屋武御嶽石門はかっては国王が外出のときここで旅路の安泰を祈願したといわれ、元來門としての機能をもつ建物ではなく、沖縄固有の原始宗教である御嶽を拝する場所である。戰前国宝に指定されていたが戰災で大破し、一九五七年旧位置に復旧された。石造平唐門の左右に短い石牆を付けた形式からなり木製の扉を構える。
この石門は御嶽信仰の遺構として最も完備した形式を示すとともにその意匠、構造もたくみである。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/その他 |
時代 | 室町後期 |
西暦 | 1519 |
構造及び形式等 | 石造一間平唐門、左右石牆附属 |
指定番号 | 1843 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19720515.0 |
所在都道府県 | 沖縄県 |
所在地 | 沖縄県那覇市首里真和志町一丁目7番地 |
所有者名 | 那覇市 |