鹿児島旧港施設一丁台場

鹿児島旧港施設は、鹿児島市中心地の鹿児島港本港区に位置する港湾施設である。新波止と一丁台場は海岸埋立地の波除けとして、それぞれ弘化年間頃及び明治5年頃に築かれ、遮断防波堤は、鹿児島県による修築事業によって明治37年に竣工した。
鹿児島旧港施設は、南九州における交通と海防の拠点として、近世から近代にかけて整えられた、鹿児島港の代表的遺構であり、また、築造が江戸末期に遡り、沖防波堤である新波止、技術の時代的特色をよく示す一丁台場及び遮断防波堤が、旧態を保持しながらまとめて残っており、港湾技術史上、高い価値がある。

棟名 一丁台場
員数 1所
種別 近代/産業・交通・土木
時代 明治
西暦 1872頃
構造及び形式等 石造、延長117.9m
指定番号 2519
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20071204.0
所在都道府県 鹿児島県
所在地 鹿児島県鹿児島市本港新町
所有者名 鹿児島県
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