赤木家住宅(宮崎県児湯郡都農町)納屋
赤木家は,在郷町として栄えた都農町にある商家で,住宅は豊後街道に面して建ち,本陣としても利用された。
天保15年(1844)に完成した主屋を中心に,江戸末期の蔵や納屋などが残る。
主屋は,西面に角屋,北面に突出部をもつ規模の大きい複雑な構成をもち,座敷には端正な床・棚・付書院を構えている。
蔵は2階建の大型の建物で,納屋は腰を高い石積とするのが特色である。
赤木家住宅は,本格的な座敷飾りを構えた接客空間を備え,全体に質も高く,豊後街道筋に残る本陣の機能を兼ね備えた民家建築として,高い価値がある。
附属屋や宅地外周に重厚な石垣が残り,江戸末期の屋敷構えをよく伝えている点も貴重である。
棟名 | 納屋 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1844 |
構造及び形式等 | 桁行7.6m、梁間4.4m、切妻造、桟瓦葺 |
指定番号 | 2462 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20041210.0 |
所在都道府県 | 宮崎県 |
所在地 | 宮崎県児湯郡都農町大字川北4942番地 |