願成院本堂(愛染堂)
この建物は、竹田市街地の西側の八幡山の中腹に建ち、愛染堂として親しまれている。
宝形造の方三間の比較的小規模な仏堂であるが、組物を禅宗様三手先、軒を扇垂木とする本格的手法になる。また、組物の一部に邪鬼や鬼面の彫刻を用いるなど、細部に特色がみられ、構造は桁上に梁をかけないという珍しい方法によっている。内部の小壁などには極彩色で天人像や文様を描き、堂内を荘厳している。 この建物は、構造・細部などに特徴ある手法がみられる江戸時代前期の建築として注目される。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 1635 |
構造及び形式等 | 桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、本瓦葺 |
指定番号 | 2210 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19881219.0 |
所在都道府県 | 大分県 |
所在地 | 大分県竹田市大字竹田 |
所有者名 | 願成院 |