老神神社拝殿及び神供所
老神神社の社殿は人吉藩主相良氏によって造営されたもので、覆屋の中に建つ本殿と拝殿・神供所が鍵の手に並ぶ、この地方独特の形式になる。
本殿は内外とも漆塗りとし、彫刻に彩色を施した豪華な造りで、この地方の江戸時代前期の神社本殿を代表するものとして価値が高い。拝殿は奥行の長い平面で、その前面右手に神供所が接続する。現在は桟瓦葺であるが、かっては一連の茅葺屋根となっていた。
棟名 | 拝殿及び神供所 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸中期 |
西暦 | 1625頃 |
構造及び形式等 | 拝殿 桁行9.9m、梁間4.9m、一重、東面入母屋造、西面切妻造、妻入、 桟瓦葺、向拝附属 神供所 桁行5.9m、梁間6.0m、一重、北面入母屋造、南面切妻造、 東面庇附属、… |
指定番号 | 2250 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19900911.0 |
所在都道府県 | 熊本県 |
所在地 | 熊本県人吉市老神町 |
所有者名 | 老神神社 |