福岡城南丸多聞櫓
福岡城は黒田長政が慶長六年(一六〇一)から前後七年間にわたって築城したもので、現存する遺構は別名武具櫓とも呼ばれるこの多聞櫓だけである。
切妻造の二重二階の隅櫓と長さ三十間におよぶ平櫓から成り、嘉永七年(一八五四)に大改修をうけている。福岡城の景観上欠かせない建物である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/城郭 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1854 |
構造及び形式等 | 一重櫓、南端二重二階隅櫓、本瓦葺 |
指定番号 | 1840 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19711228.0 |
所在都道府県 | 福岡県 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区城内1番1号 |
所有者名 | 福岡市 |