太山寺本堂
太山寺は真言宗寺院で、草創が不明だが、本尊等は平安時代の作である。本堂は蟇股の墨書銘より、嘉元3年(1305)の建立と判る。中世には全国各地にこうした床張の仏堂が数多く建てられたが、この本堂は内陣を二重の外陣・脇陣・後陣で囲んだ雄大な規模を持ち、内陣の厨子も含め、和様でまとめられた意匠も優秀である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 鎌倉後期 |
西暦 | 1305 |
構造及び形式等 | 桁行七間、梁間九間、一重、入母屋造、本瓦葺 |
指定番号 | 185 |
国宝・重文区分 | 国宝 |
重文指定年月日 | 19040829.0 |
国宝指定年月日 | 19560628.0 |
所在都道府県 | 愛媛県 |
所在地 | 愛媛県松山市太山寺町 |
所有者名 | 太山寺 |