六連島灯台
六連島灯台は,関門海峡の西,響灘に浮かぶ六連島の北東端の断崖上に建つ,現役の灯台である。
兵庫開港にともない,瀬戸内海に整備された灯台5基の一つで,イギリス人技師R・H・ブラントンの指導で建設され,明治4年に初点灯した。
高さ10mで,我が国最初期の石造灯台として貴重である。航路が屈曲し,難所となっている関門海峡の航行の安全のために設置され,我が国の海上交通史上価値が高い。海峡内の岩礁に建てられていた旧俎礁標は近代航路標識技術の一端を示しており,併せて保存を図る。
員数 | 1基 |
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種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1871 |
構造及び形式等 | 金属製、石造、建築面積五七・七一平方メートル、囲障附属 |
指定番号 | 2715 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20201223.0 |
所在都道府県 | 山口県 |
所在地 | 山口県下関市豊北町大字六連島字船着456番地 |
所有者名 | 国(海上保安庁) 下関市 |