吉原家住宅(広島県御調郡向島町)納屋
吉原家は武士の出と伝え、江戸時代には代々庄屋を勤めた。屋敷は島のほぼ中央に位置し、小高い敷地の中央に茅葺の主屋が東向きに建ち、その北に納屋がある。主屋は北側の約三分の一が土間となり、南に大小十の部屋を前後二列に並べる。所蔵文書によって江戸時代初期に建てられたことが明かなきわめて貴重な住宅である。保存も良く、造りも優れていて価値が高い。
棟名 | 納屋 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1840 |
構造及び形式等 | 桁行9.9m、梁間4.0m、切妻造、本瓦葺、東面庇附属、桟瓦葺 |
指定番号 | 2262 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19910531.0 |
所在都道府県 | 広島県 |
所在地 | 広島県尾道市向島町3854番地 |