向上寺三重塔
向上寺は尾道より船で一時間半程の海上にある生口島にあり、三重塔は永享四年(一四三二)の建立である。禅宗寺院の塔婆として貴重な遺構であるとともに、唐様の手法が濃厚で、細部も特色ある意匠がみられる。建立年代が明らかであり、部材がほとんど当初材のみと思われることもめづらしい。
員数 | 1基 |
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種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 室町中期 |
西暦 | 1432 |
構造及び形式等 | 三間三重塔婆、本瓦葺 |
指定番号 | 193 |
国宝・重文区分 | 国宝 |
重文指定年月日 | 19130414.0 |
国宝指定年月日 | 19580208.0 |
所在都道府県 | 広島県 |
所在地 | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田 |
所有者名 | 向上寺 |