山形県旧県庁舎及び県会議事堂旧県庁舎

旧県庁舎は煉瓦造、三階建で、外壁に山形県産の花崗岩を用いた重厚な造りとする。 明治以来の様式建築の中でもその正統を継いだ手堅い作風といえ、内部は二、三階を吹抜けとした中央階段室を中心に、三階には意匠を凝らした主要室を並べる。
設計はコンドルの弟子、田原新之助があたり、顧問として中條精一郎が参画した。
この建物は大正初期の煉瓦造公共建築として数少ない遺構で意匠的にもすぐれ、県庁舎と議事堂及びそれらを繋ぐ渡廊下が一体となって保存されている点でも貴重である。

棟名 旧県庁舎
員数 1棟
種別 近代/官公庁舎
時代 大正
西暦 1916
構造及び形式等 煉瓦造、建築面積1,864.6m2、三階建、正面玄関ポーチ、東面昇降口付、 スレート葺、正面中央塔屋付 (玄関、中央階段室、南棟及び東棟三階各室以外の内装を除く)
指定番号 2161
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19841228.0
所在都道府県 山形県
所在地 山形県山形市旅籠町三丁目4番51号
所有者名 山形県
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