鶴山八幡宮本殿
八幡神社はもと鶴山(慶長年間津山城の敷地となった)にあり、鶴山八幡宮とも呼ばれてきた。この地方独特のいわゆる中山造の形式をもつ本殿で規模が大きく、良質で、保存も良い。組物を三手先とし、随所に地紋彫や浮彫を施し、丸彫や篭彫の彫刻を付けるなど、きわめて装飾性に富む。旧美作国一帯に分布する中山造の遺構のうち、最も手が込んでおり、華麗である。細部意匠の上では、江戸時代中期以降の装飾豊かな建物の早い例であり、この地方の社寺建築の動向を示す上に貴重な遺構である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸中期 |
西暦 | 1669 |
構造及び形式等 | 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、唐破風造、 銅板葺 |
指定番号 | 2106 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19800531.0 |
所在都道府県 | 岡山県 |
所在地 | 岡山県津山市山北 |
所有者名 | 鶴山八幡宮 |