旧鶴岡警察署庁舎旧鶴岡警察署庁舎
旧鶴岡警察署庁舎は,地元の大工高橋兼吉が棟梁を務め明治17年11月に竣工し,その後,昭和32年に現在地に移築保存された。
建物は,桁行18.2m,梁間12.9m,木造2階建,宝形造,桟瓦葺で,正面1階には玄関ポーチ,2階にはベランダを突出して設ける。
旧鶴岡警察署庁舎は,欧化政策が積極的に進められた山形地方の擬洋風建築を代表する建物の一つである。
和風と洋風の要素を巧みに融合させており,明治前期に各地の工匠によって建設された擬洋風建築の一つの到達点を示すものとして,価値が高い。
棟名 | 旧鶴岡警察署庁舎 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近代/官公庁舎 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1884 |
構造及び形式等 | 木造、建築面積二三七・六〇平方メートル、二階建、宝形造、桟瓦葺 |
指定番号 | 2547 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20091208.0 |
所在都道府県 | 山形県 |
所在地 | 山形県鶴岡市家中新町10番15号 |
所有者名 | 公益財団法人致道博物館 |