水若酢神社本殿
水若酢神社は隠岐島後西部の古社である。
本殿は、正面に茅葺の切妻屋根をみせる規模の大きな建築で、隠岐に特色的な形式をとる点では玉若酢命神社本殿と似るが、組物を省略するなど、意匠上は素朴で力強い形式をとる点に特徴がある。また、普請文書もよく揃い、造営の様子が詳しくわかり、隠岐の神社建築の歴史を知る上で注目される。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1795 |
構造及び形式等 | 桁行二間、梁間三間、一重、切妻造、妻入、茅葺、向拝三間、片流れ、 杉皮葺 |
指定番号 | 2268 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19920121.0 |
所在都道府県 | 島根県 |
所在地 | 島根県隠岐郡隠岐の島町郡 |
所有者名 | 水若酢神社 |