玉若酢命神社随神門

玉若酢命神社は隠岐島後東部にある古社で、億岐家が社家として代々神職を勤めている。
本殿は、正面に茅葺の切妻屋根をみせる規模の大きな建築で、隠岐に特色的な形式をもつ。随神門は、通路をはさんで、左右に向かい合わせて二体の像を安置する隠岐によく見られる形式をとる。また本殿・随神門に関わる普請文書等の史料がよく残り、当時の造営の様子がわかる。
億岐家住宅は隠岐を代表する大型民家で、神棚をまつる「神前の間」や「ミソギベヤ」を持つなど、社家としての特徴を持つ。
玉若酢命神社は、神社と社家が一体となって良好な景観を残しており、価値が高い。

棟名 随神門
員数 1棟
種別 近世以前/神社
時代 江戸末期
西暦 1793
構造及び形式等 桁行三間、梁間一間、一重、入母屋造、茅葺
指定番号 2267
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19920121.0
所在都道府県 島根県
所在地 島根県隠岐郡隠岐の島町下西
所有者名 玉若酢命神社 億岐正彦
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