門脇家住宅(鳥取県西伯郡大山町)主屋
門脇家は大山の西北山麓にあり、江戸時代には大庄屋を勤めた。主屋は明和6年(1769)の建築になる寄棟造茅葺の大型民家である。土間の上手には三列九室からなる広い居室部を設ける。梁間が大きいが下屋を設けない形式で、桁行と梁行に巨大な梁が交錯する豪壮な建築である。山陰地方の民家建築を代表するものといえる。主屋の他,水車小屋・米蔵などの附属建物があって江戸時代以来の広大な屋敷構えを伝えている。
棟名 | 主屋 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1769 |
構造及び形式等 | 桁行22.2m、梁間16.5m、寄棟造、茅葺、東面・南面及び西面庇付、 北面風呂場、東面客雪隠・土塀附属、桟瓦葺 |
指定番号 | 1925 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19740205.0 |
所在都道府県 | 鳥取県 |
所在地 | 鳥取県西伯郡大山町所子360番地 |