冷泉家住宅(京都府京都市上京区今出川通烏丸東入)表門

冷泉家は藤原定家の孫を祖とする歌道の名門として知られ、元和年間以来、御所の北側にあたる現在地に屋敷を構えてきた。 座敷と台所を別棟とし、正面に大きな式台を設けて、脇に立蔀、供待、塀重門等を備えた屋敷構えや、表向きと奥向きを前後に分けた内部空間などは、公家住宅の特色をよく表わしている。 旧地で保存されているこの種の住宅としては唯一の遺例であり、歴史的価値も高いので、土地を含めて指定する。

棟名 表門
員数 1棟
種別 近世以前/住宅
時代 江戸後期
西暦 1790
構造及び形式等 一間薬医門、本瓦葺、両袖塀付属、桟瓦葺
指定番号 2126
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19820216.0
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町599番地
所有者名 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫
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