良正院本堂

良正院は知恩院塔頭の一つで、 備前岡山藩主池田忠雄が生母の菩提を弔うために伽藍を建立して寄進したものである。 本堂はいわゆる方丈型本堂で、座敷飾りを備えた上段を設け、全体に木割も太く堂々としている。 建立当初の障壁画もよく残り、知恩院塔頭本堂の数少い遺構として貴重である。 なお、表門は本堂と同時代で、標準的な一間薬医門として価値がある。

棟名 本堂
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 1631
構造及び形式等 桁行21.4m、梁間15.5m、一重、入母屋造、本瓦葺、南面玄関 桁行二間、梁間一間、正面唐破風造、背面本堂に接続、桟瓦葺
指定番号 2182
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19860524.0
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町
所有者名 良正院
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