龍光院書院
この書院は、寛永年間(16241643)に建築された茶室の周囲に、慶安2年(1649)頃に広間などが増築されたもので、茶室は密庵席と名づけられている。この席は小堀遠州の好みと伝えられる四畳半台目のやや書院風の茶室であって、床の間が二つあり、その一つに密庵咸傑の書、もう一つに利休の添状をかける。江戸時代前期における茶室の代表的遺構である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/住宅 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 1624-1643、1624-1643(茶室) |
構造及び形式等 | 四畳半台目茶室(密庵席)、十畳、八畳、六畳、四畳半、三畳、八畳、広縁、 縁より成る、一重、寄棟造、こけら葺、水屋を含む |
指定番号 | 210 |
国宝・重文区分 | 国宝 |
重文指定年月日 | 19080801.0 |
国宝指定年月日 | 19610427.0 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市北区紫野大徳寺町 |
所有者名 | 龍光院 |