八坂神社又旅社本殿
八坂神社は祇園の境内のほか,祇園祭で神輿が渡御する旅所に社殿がある。境内社は,本社本殿に倣って庇や棚をつけ,独特の境内景観を形成する。美御前社本殿は天正19年(1591)の建立である。境外の旅所の社殿は,神座前の棚廻りなどに意匠を凝らす。また,神輿庫は鉄筋コンクリート造で,近代の境内整備による。
中世以来の伝統を継承し,近代には八坂神社固有の造形を目指した社殿群は,歴史的に高い価値を有している。
棟名 | 又旅社本殿 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸中期 |
西暦 | 1789 |
構造及び形式等 | 正面一間、側面二間、背面三間、正面入母屋造、背面切妻造、銅板葺 |
指定番号 | 477 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市東山区祇園町北側 |
所有者名 | 宗教法人八坂神社 |