報土寺本堂
報土寺は浄土宗に属し、もと相国寺の南にあったが、寛文三年(一六六三)頃現在地に移った。本堂は旧地から移建された建物で、桁行七間、梁間六間のやや規模の大きい仏堂である。舟肘木を用いた簡素な造りではあるが全体の木組が太く力強い優品で、江戸時代初期浄土宗本堂の一典型として価値が高い。 本堂の南に建つ表門は、本堂と同時代と認められ質のよい標準的な一間薬医門である。
棟名 | 本堂 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 1794 |
構造及び形式等 | 桁行七間、梁間六間、一重、入母屋造、向拝三間、本瓦葺 |
指定番号 | 2170 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19850518.0 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市上京区仁和寺街道六軒町西入四番町 |
所有者名 | 報土寺 |