伏見稲荷大社外拝殿
伏見稲荷大社は、稲荷信仰の総本社で稲荷山の西麓に境内を構える。本殿は明応3年(1494)の再建で、重要文化財に指定されている。権殿は寛永12年(1635)の建立で、本殿を一回り小さくした五間社流造の仮殿である。楼門は天正17年(1589)の再建で、和様の意匠である。そのほか、稲荷祭の時に神輿を並べた外拝殿、3室の内陣をもつ奥宮、稲荷神の眷属である狐を祀る白狐社などが良好に維持されおり、近世の稲荷信仰の隆盛を伝える社殿群として価値が高い。既指定の本殿とともに保存を図る。
棟名 | 外拝殿 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1840 |
構造及び形式等 | 桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、檜皮葺 |
指定番号 | 527 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20140127.0 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市伏見区深草薮ノ内町 |
所有者名 | 伏見稲荷大社 |