東福寺常楽庵塔司寮(書院)

東福寺の中心伽藍の北方に位置する。東福寺の開山である円爾(えんに)を祀る開山塔院である。現在の建物は文政2年(1819)炎失後の再建で、文政6年から7年まで開山堂・昭堂、塔司寮、庫裏がほぼ整えられ、文政9年に全域が竣工している。各建物が広い庭を囲むように建つ配置構成に特徴があり、なかでも開山堂・昭堂は上部に楼閣風の伝衣閣(でんねかく)をもつ点が珍しく、内部の構成にも見るべきものがある。

棟名 塔司寮(書院)
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸後期
西暦 182
構造及び形式等 桁行16.0m、梁間12.0m、一重、入母屋造、西面庇付、東面集会の間・ 西面玄関・南面東西客殿間廊下附属、桟瓦葺、東面昭堂に接続、 北面西寄り庫裏に接続
指定番号 2341
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19971203.0
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市東山区本町十五丁目
所有者名 東福寺
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