同志社(旧英学校、神学校及び波理須理科学校)有終館
同志社の明治洋風建築では、すでに礼拝堂(明治十九年)が重要文化財に指定されている。これを含めた五棟は明治十七年から約十年の間に順次建てられたもので、彰栄館、礼拝堂、有終館はアメリカ人、ハリス理化学館はイギリス人、クラーク記念館はドイツ人の設計になる。彰栄館は市内に現存する最古の煉瓦造建築であり、これに続く各建物も煉瓦造で、それぞれ意匠や構造手法に特色をもつ反面、共通したところもあって、単体としての価値のほか群としての価値も高い。 京都における 初期洋風建築の発展を知る上に重要な遺例である。
棟名 | 有終館 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近代/学校 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1887 |
構造及び形式等 | 煉瓦造、建築面積352.3m2、二階建、地下一階、桟瓦葺(内装を除く) |
指定番号 | 1575 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19790521.0 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町 |
所有者名 | 学校法人同志社 |