相馬中村神社本殿・幣殿・拝殿
相馬の野馬追いの祭事で有名な相馬三妙見社の一つで、権現造の社殿である。本殿は一間社流造で、出組の組物を柱間中央にもいれ、軒下を賑わす。幣殿、拝殿は組物を出三斗とし簡潔に扱う。総体的に木割は太く力強い。寛永建立の正統的な遺構であり、この地方の社寺建築の指標的位置を占める。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 1643 |
構造及び形式等 | 本殿 一間社流造 幣殿 桁行三間、梁間一間、一重、両下造 拝殿 桁行五間、梁間二間、一重、入母屋造、向拝一間、軒唐破風付 総こけら葺 |
指定番号 | 2141 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19830107.0 |
所在都道府県 | 福島県 |
所在地 | 福島県相馬市中村字北町 |
所有者名 | 相馬中村神社 |