泉涌寺仏殿

泉涌寺は平安初期の創立であるが、鎌倉時代になって俊〓によって宗風の伽藍ができた。そしてこの寺には皇室の山陵が多く築かれた。 仏殿は寛文九年(一六六九)に完成したもので、大工は中井主水(正知)絵画は狩野探幽であった。中井家は桃山江戸時代京都にあって建築の元締をし、また、主要建築を多く造営した名家であって、正知はその三代目に当る。仏殿は純粋な禅宗建築様式をもっていて、江戸時代としては、その様式を代表する建築である。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸中期
西暦 1669
構造及び形式等 桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、本瓦葺
指定番号 1626
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19660611.0
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市東山区泉涌寺山内町
所有者名 泉涌寺
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