玉林院本堂

玉林院は御所出入りの医家であった曲直瀬正琳が開創した大徳寺の塔頭で、すでに南明庵と茶室が重要文化財に指定されている。
本堂はいわゆる方丈型本堂であるが、通常の六間取り平面の上手に二室を加え八間取りとした規模の大きな建物で、全体に木割も太く堂々としている。
座敷飾りが少い古格の間取りを伝えるほか、狩野探幽とその派の代表的絵師らによって描かれた襖絵もよく残り建物の価値を高めている。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 1621
構造及び形式等 桁行23.1m、梁間15.0m、一重、入母屋造、桟瓦葺
指定番号 2169
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19850518.0
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市北区紫野大徳寺町
所有者名 玉林院
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