燕庵
茶匠薮内家における代表的な茶室。織部好みの茶室であるが、現在のものは摂津結場村から写しを移築したという。 燕庵(三畳台目茶室相伴席付)・水屋・台所からなるが、台所は後補。外観や内部の構成意匠が独得。数寄屋造りの形式発達に重要な意義をもつ織部の作風を伝えた遺例として価値がある。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/住宅 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1831頃 |
構造及び形式等 | 三畳台目茶室(相伴席付)、水屋よりなる、一重、東面入母屋造、 西面切妻造、茅葺、西面庇付、桟瓦葺、北面三畳室及び台所附属、 切妻造、庇付、桟瓦葺 |
指定番号 | 2001 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19760520.0 |
所在都道府県 | 京都府 |
所在地 | 京都府京都市下京区西洞院通正面下る鍛冶屋町430番地 |
所有者名 | 財団法人薮内燕庵 |