長谷寺本堂

長谷寺は真言宗豊山派の総本山で,西国三十三ヶ所観音霊場の第八番札所である。本堂は,慶安3年(1650)の竣工で,繋廊,鐘楼なども本堂と同時期に建設されたものが残る。
近年,本堂屋根修理に伴って行われた各種調査で,本堂完成のときの棟札,慶安元年(1648)の銘がある平瓦,さらに帳簿や図面などの資料が確認,整理された。
これらは,長谷寺の諸建築の建立年代や,建設の経緯を示す貴重な資料であり,附指定として保存を図る。

棟名 本堂
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 1650
構造及び形式等 正堂 桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、正面及び側面もこし付 相の間及び礼堂 懸造、桁行四間、梁間九間、一重、入母屋造、妻入、背面正堂に接続、両側面千鳥破風付、正面舞…
指定番号 223
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 19130414.0
国宝指定年月日 20041210.0
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良県桜井市大字初瀬
所有者名 長谷寺
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