円証寺本堂

円証寺は筒井順廣の父、順昭の菩提寺として天文十九年(一五五〇)に奈良につくられた寺で、境内にある順昭の墓碑の五輪塔はすでに重文に指定されている。
本堂は方三間堂で、組物は舟肘木の簡素な堂である。 細部に室町時代末期の意匠が駆使されており、奈良市内に残る中世仏堂として重要なものである。

員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 室町後期
西暦 1552
構造及び形式等 桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺
指定番号 1809
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19710622.0
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良県生駒市上町
所有者名 円証寺
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