洞口家住宅(宮城県名取市大曲)
洞口家は、名取平野の水田地帯に敷地を構える農家である。主屋を中心とした宅地の正面に表門を開き、表門の後方に馬屋(まや)、主屋の後方に座敷蔵と味噌蔵を建てる。表門の正面には道路を挟んで米蔵が建つ。宅地の背後には「いぐね」と呼ばれる防風林を設ける。
洞口家住宅は旧伊達家領内(りょうない)を代表する大型農家で、当地方の伝統的な屋敷構えを濃厚に留めており、顕著な地方的特色が認められる。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1751-1763頃 |
構造及び形式等 | 桁行22.6m、梁間11.0m、寄棟造、北面庇附属、茅葺 |
指定番号 | 1822 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19711228.0 |
所在都道府県 | 宮城県 |
所在地 | 宮城県名取市大曲字中小路26番地 |