観音寺惣門
観音寺は、滋賀県湖北の伊吹山の麓にある天台宗寺院である。
本堂は、正徳六年(一七一六)、鐘楼は享保十年(一七二五)の建築で、ともに地元の大工宮部太兵衛が棟梁をつとめた。惣門はそれに続く十八世紀中期の建築である。
本堂は、内陣の龍の持ち送り彫刻や内部の仕様・彫刻を各部で変化を持たせる点に特徴があり、滋賀県の近世社寺建築を代表する仏堂として貴重な建物である。鐘楼、惣門は、本堂と一連の建築で境内の構成や景観を考える上で重要である。
棟名 | 惣門 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸中期 |
西暦 | 1701-1800 |
構造及び形式等 | 一間一戸薬医門、切妻造、桟瓦葺 |
指定番号 | 2282 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19930420.0 |
所在都道府県 | 滋賀県 |
所在地 | 滋賀県米原市朝日 |
所有者名 | 観音寺 |