専修寺御廟唐門及び透塀

専修寺は、津市街の北方に位置する真宗高田派の本山である。正保2年(1645)の伽藍焼失後、順次、諸堂が再建された。このうち境内中央の御影堂と如来堂は重要文化財に指定されている。御影堂前の山門、如来堂前の唐門、御影堂と如来堂を結ぶ通天橋をはじめ、鐘楼や茶所が境内南側を構成する。境内西側には華やかな彫刻で飾られた御廟の諸建築が、東側には大玄関、対面所、賜春館などの上質な殿舎群や、三重の太鼓櫓をもつ太鼓門が建ち並ぶ。専修寺の堂舎群は、いずれも規模雄大で、優れた意匠を持つ。近世の浄土真宗本山寺院にふさわしい格式をもつ壮大な伽藍を創出しており、高い価値が認められる。

棟名 御廟唐門及び透塀
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸末期
西暦 1830-1867
構造及び形式等 御廟唐門 四脚平唐門、檜皮葺 透塀 東方一四間、西方一二間、潜門付、檜皮葺
指定番号 2599
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 20130807.0
所在都道府県 三重県
所在地 三重県津市一身田町
所有者名 専修寺
CATEGORY

文化財分類
ごとに探す