旧鈴木家住宅(愛知県豊田市足助町)新座敷
旧鈴木家住宅は豊田市の東部、豊田市足助伝統的建造物群保存地区内に位置する。鈴木家は、近世は紙問屋、近代は土地経営などで財をなした。主屋は、足助の安永の大火後、安永5年(1776)の建設で、敷地を拡張しながら座敷や土蔵を順次増築し、明治時代までに現在の建物が整備された。旧鈴木家住宅は、足助において最大級の敷地をもち、主屋は地区内で最古の遺構である。近世から近代にかけての建物が良好に残り、足助の大規模商家の発展過程を示すものとして価値が高く、重要伝統的建造物群保存地区の核として重要である。
棟名 | 新座敷 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1896 |
構造及び形式等 | 桁行8.7m、梁間4.7m、切妻造、東北面渡廊下附属、桟瓦葺 |
指定番号 | 2598 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 20130807.0 |
所在都道府県 | 愛知県 |
所在地 | 愛知県豊田市足助町本町20番、21番、山王6番、7番、8番 |