武並神社本殿
源頼朝、頼家、実朝の鎌倉三将軍を祀る神社で、現在の本殿は室町時代後期の永禄七年に建築された。
本殿は桁行三間、梁間二間の身舎の前面に三間の向拝をもつ入母屋造の社殿で、建物の高さが低く、それに比べて軒の出が大きいので落ち着いた外観をもっている。組物や支輪、繋虹梁、蟇股などの細部に室町時代の特徴を示している。
この本殿は東美濃地方における数少ない中世の神社建築遺構であり、時代の特徴をよくあらわしており価値が高い。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/神社 |
時代 | 室町後期 |
西暦 | 1564 |
構造及び形式等 | 桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺 |
指定番号 | 2216 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19890519.0 |
所在都道府県 | 岐阜県 |
所在地 | 岐阜県恵那市大井町 |
所有者名 | 武並神社 |