旧田口家住宅(旧所在 岐阜県益田郡金山町)
田口家は代々庄屋を勤めていた農家。 この住宅は普請帳のほか、珍しく屋根置石にも墨書があって建設年代が知られる。 切妻造、石置き板葺屋根(現在は鉄板葺)の形態は県中部民家の特徴を示す。 規模が大きくて質が良く、改変も少ないので、江戸後期の基準作といえる。 昭和四十五年高山市立の民家集落である飛騨民俗村に移築された。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/民家 |
時代 | 江戸後期 |
西暦 | 1809 |
構造及び形式等 | 桁行25.2m、梁間13.3m、切妻造、四面庇付、南面突出部附属、鉄板葺 |
指定番号 | 2032 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19770627.0 |
所在都道府県 | 岐阜県 |
所在地 | 岐阜県高山市上岡本町一丁目590番地飛騨民俗村構内 |
所有者名 | 高山市 |