慈眼寺庫裏

慈眼寺は真言宗に属する古刹で、江戸時代前期の本堂、鐘楼門、庫裏が現存している。 本堂は簡素な方丈型本堂で、中央奥に仏間、その両脇に座敷を配する。改造は少なく当初の姿をよく留めている。
鐘楼門は一間一戸楼門で、小規模ながら全体の比例や細部に優れている。庫裏は内部に若干の改造がみられるが保存はよく、構造に古式を残している。いずれも当初は茅葺の建物で、地方寺院の伽藍の形を現在に伝える一例として重要である。

棟名 庫裏
員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸前期
西暦 16221667
構造及び形式等 桁行14.6m、梁間11.8m、一重、一部二階、正面入母屋造、 背面切妻造、妻入、茅葺、背面庇附属、檜皮葺
指定番号 2174
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 19860122.0
所在都道府県 山梨県
所在地 山梨県笛吹市一宮町末木
所有者名 慈眼寺
CATEGORY

文化財分類
ごとに探す