慈眼寺本堂
慈眼寺は真言宗に属する古刹で、江戸時代前期の本堂、鐘楼門、庫裏が現存している。 本堂は簡素な方丈型本堂で、中央奥に仏間、その両脇に座敷を配する。改造は少なく当初の姿をよく留めている。
鐘楼門は一間一戸楼門で、小規模ながら全体の比例や細部に優れている。庫裏は内部に若干の改造がみられるが保存はよく、構造に古式を残している。いずれも当初は茅葺の建物で、地方寺院の伽藍の形を現在に伝える一例として重要である。
棟名 | 本堂 |
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員数 | 1棟 |
種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 江戸前期 |
西暦 | 16221650 |
構造及び形式等 | 桁行16.3m、梁間11.9m、一重、入母屋造、鉄板葺 |
指定番号 | 2174 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19860122.0 |
所在都道府県 | 山梨県 |
所在地 | 山梨県笛吹市一宮町末木 |
所有者名 | 慈眼寺 |