飯盛寺本堂
正面五間、奥行五間、寄棟造、妻入りの仏堂で、組物は出三斗である。若狹地方には中世密教本堂が比較的よく残るが、この建物も室町後期のものとしては古様を伝え木割が太く、本格的な和様の手法になる。
屋根は茅葺から桟瓦葺に改造されたが、軸部は当初の形態を良く残し貴重である。
員数 | 1棟 |
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種別 | 近世以前/寺院 |
時代 | 室町後期 |
西暦 | 1489 |
構造及び形式等 | 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、妻入、茅葺、向拝一間、こけら葺 |
指定番号 | 2142 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19830107.0 |
所在都道府県 | 福井県 |
所在地 | 福井県小浜市飯盛 |
所有者名 | 飯盛寺 |