金沢城三十間長屋
金沢城は前田氏百万石の居城で、この三十間長屋は旧薪の丸に万延元年(一八六〇)火薬庫として造られたものである。 長さ二十六間半もある遺例としてはめづらしい二重二階の多聞櫓で、西面には入母屋造の突出部、唐破風造の出窓を設けるなど金沢城特有の意匠がこらされている。 現在金沢大学の書庫に使用されている。
員数 | 1棟 |
---|---|
種別 | 近世以前/城郭 |
時代 | 江戸末期 |
西暦 | 1860 |
構造及び形式等 | 二重二階多聞櫓、南面入母屋造、北面切妻造、鉛瓦葺 |
指定番号 | 1408 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19570618.0 |
所在都道府県 | 石川県 |
所在地 | 石川県金沢市丸の内71番地 |
所有者名 | 国(文部科学省) |
管理団体・管理責任者名 | 石川県 |