旧横浜船渠株式会社第二号船渠(ドック)
英国人技師パーマーの提言に基づき、明治22年設立の「横浜船渠会社」が明治29年に建設した船舶補修用のドックである。設計は海軍技師の恒川柳作が担当した。民営のものとしては、現存最古の石造乾船渠(ドライドック)であり、邦人技師の手による明治期の土木技術を今日に良く伝えている。このドックは昭和48年にその役割を終えたが、所有者と横浜市で検討の結果、平成5年にイベント・スペースとして再生した。
員数 | 1基 |
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種別 | 近代/産業・交通・土木 |
時代 | 明治 |
西暦 | 1896 |
構造及び形式等 | 石造乾船渠(ドライドック)、扉船附属、支持構造体(面積3,412m2)を含 む |
指定番号 | 2338 |
国宝・重文区分 | 重要文化財 |
重文指定年月日 | 19971203.0 |
所在都道府県 | 神奈川県 |
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号 |
所有者名 | 三菱地所株式会社 |